カウボーイビバップ観ました記

丑年なので（？）アニメの話を少々。
よかったです。

今から24年くらい前（…24年！？）に放送されたアニメです。
自分は当時の同級生とかからビデオ借りて観ました。
テレ玉で再放送されていたのを録画して観ていました。
よかったです。（二度目）

あらすじorzとしては、
宇宙に生活圏を伸ばした未来が舞台、
脛に傷持つ賞金稼ぎとゆかいな仲間達のハートフルな物語、って所です。
曲とか絵とか、特に雰囲気とかがいいんです。
基本的には1話完結、たまに本筋orzに絡んだ話、みたいな。

以下ネタバレ。23年前の作品だから容赦はしないぜ！
最終話は主人公死亡で終わりという衝撃的な結末。
…ん？なに？死んでない？そうとも言えるしそうでないとも言える。
ライバルと過去の女と過去の組織を全てボンバーした訳なので、
物語の終わり、を明確に示している事に違いはないでしょう。
観終わった後はとても寂しい気持ちになるんです。でもそれがいいんです。
ぶっちゃけ再放送でラスト2話を観たくなかった位。
でも観ちゃう。そしてせつない。だがそれがいい。
分類としてはあしたのジョーと一緒…というと相当乱暴かも知れないけれど、
破滅に向かい突き進む運命…！という意味ではだいたい一緒です。たぶんね。

そんなお話なので一番好きなキャラクターも主人公です。
好きな話は愛機を修理する話です。
マッシュルームハンティングやスペースサムライみたいなイカれた話（誉め言葉）も好きです。
本筋orz以外は笑いあり涙あり酸いも甘いもなんでもござれ、
という雰囲気があって、そんなごちゃ混ぜ感も好きな理由のひとつですね。
だからこそ、ラストに転がり落ちていく様が儚く寂しくせつないのです。

で、その後に劇場版を観たのです。
当時は色々あったけど今回が初見。
時系列が最終回手前という事もあって雰囲気空気は中盤のそれ、
だけどどこか切なく寂しく儚いのは、その後の結末を知っているからでしょうか。

未見の人にこそ、オタク気質でない人にもお勧めなアニメです。
前情報も何もなく1話観て、ははーんこの麻薬的ななんかが本筋orzのキーアイテムだな？
と思っていたら2話以降これっぽっちも出番が無くてあれーってなったのもいい思い出です。
2話で犬が出てくる！しかもこの犬がレギュラーになる！という戸惑いは経験できてよかったです。
未見の人でこれを読んでる人にはもう味わえないけどな！がはは！

という訳で、2020年（今更）のベストアニメの第3位には入ります。初出は23年前だけど。
2位はAKIRA、1位はウルトラマンZです。
ダイの大冒険は継続視聴中なのでノーカンです。