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短期間高収入のアルバイト紹介! [税務]

統計によると、立看板で相当雨風を凌げるらしい。
発見元は判らんが、少なくとも興味本位でちょいと見てみたら
「こんな糞くだらねー広告なんて誰が見るかよバーカ」と踵を返す、に違いない。多分。

あとはこれで内容を「うは......ちょ...なにこの日記...」と思わせるような、
ちょっと小粋でグッドでナイスな内容に充実させねばならぬ。
立看板で唾吐きかけ去っていった一見さん男割りなそんな日記にするのだ。
…意味は? ない。けどほら、日常生活に潤いって大切じゃん?

そんな訳でちょっと為になる税金講座。第2回は「消費税を払わなくてもよくなる方法」。
…とは言っても、実際はほんのちょっとだけ違う。
決して「高速道路無料促進パー券」なんていうインチキ臭いものでもなければ、
本当に消費税を払わなくても良くなるぜヒャッハーってのともちょいと違う。

条件として、事業を営んでいる必要がある。
この時点で相当数の閲覧者がふるい落とされるだろう。いやたぶん。
所謂「免税事業者の届出」を提出する事により、仮受消費税を納付する義務がなくなるのだ。

第1回でも説明したように、事業を営んでいる以上消費税ってものを納める必要がある。
消費税って奴は「間接税」に分類され、
「消費税の対象者」=「お国に対して納税するひと」というものではない。
端的且つ判り易い例を用いると、
とあるI君という人が先輩から「関□ィー午後ティー買ってこいやぁー、ホットな!」
と命令され、いそいそとしっかりホットでロイヤルなミルクティーを買ってきたところ、
「私が午後ティーっつったらレモンに決まってんだろぉがぁー!」
と御丁寧に開封したものを投げつけられるような感じ。
なに? 全然判らん? 俺も判らん…じゃなくて人の話は最後まで聞け。

もうちょっと正しい例。
菓子屋を営んでいるKさん(19)は大手菓子メーカーから原価105円税込で菓子を買い、
それをたまたま菓子屋を訪れたLさん(18)に126円税込で売り捌きました。
行われた取引はこれだけで決算を締めた場合、ここで税金の勘定に移る。

第1回で説明した通り、Kさん(19)は
「商売時に客から預かった消費税」6円-「購入時に支払った消費税」5円=1円
をお国に納付しなければいけない。
その分を加味して、Kさん(19)の当期純利益は20円となる訳だ。

が。
とある方法を用いてKさん(19)が免税事業者だった場合はどうなるのか?
その場合は上記の取引が、
「菓子屋を営ん(中略)仕入原価105円、商品売上126円。
つまるところ営業利益は21円」となる訳だ。
以上終了。仮受-仮払を相殺だのお国に納付だの、という手続きが一切不要となる。
すごいぜー、当期純利益が20円から21円だぜー。
具体的には1.05倍だ! …当然か。

だが。
仮にKさん(19)がちょっと頭の弱い子で、原価126円で仕入れ105円で売った場合。
本来なら仮受5円-仮払6円=1円が国から還付、となるところだが。
当然ながら免税事業者である場合、その1円は返ってこない。

それと。
「わたしはめんぜーじぎょーしゃなんだから~、えっへんv」と言って
巷で売ってる税込105円の品物を100円で買える訳ではない点に注意。
「原価100円+消費税5円」が「原価105円」になるという訳。
そりゃ免税事業者でモノ買う時に消費税払わなくてもいいだなんて、
自販機でどーやってモノ買えっちゅーねん。
君は今まで「あ、わたしめんぜーじぎょーしゃだから、税抜きでおねがい~」
なんていうたわけた事を抜かしてる輩を見たことはないだろう。

そんな訳で。
免税事業者を選択したからと言って、利益を上げねば当然事業の業績は悪くなるばかりか、
消費税の還付も受けられないとダボーパンチで泣きっ面にライダースティングという訳だ。
「選択したから~~」とあるように、あくまで選択制なのでその辺は柔軟に。
但し、免税事業者はあくまで救済措置であり、
事業が余りにでっかい上にハッキリと利益が出てる事業者は選択不可なのである。

すげー、普通の事しゃべってるよ俺。
決して最近覚えた事を自慢たらたら喋ってる訳じゃないんだぜー、本当だぜー。
尚、やっぱり次回予定は未定で不定。リクエストでもあればその事でもね。


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