インターコムそこそこ使ってみて記

貰い物にも関わらず、
長時間の装着は耳に悪いとかSHOEIの一部ヘルメットと相性悪いとか、
更に言うなら現在は後継機が出ていて該当機種はほぼ入手不可、
というか敢えて旧機種を選ぶ必要はほぼ無いと思われるとか、
そういう事を言ってしまっていいんだろうか？
まあいっか。



基本的な構造としては、
・本体はヘッドホン的なスピーカー×2
・マイクはスピーカーからにょっきり伸びたやつ
・マイクの根本に操作用のボタンあり
・以上。外側にでてくるなんかかっこいいのは無し
・充電はスピーカーに備わっているマイクロUSB端子から
という感じ。
マイクがコードで繋がれていて、メット内部に固定するやつと比較し、
マイクがにょっきりしてるやつはどちらかと言うとジェットメット用なんだとか。
…だから装着に難があるとか色々あるがそれは言わないお約束ってやつだ。

使用するメットはZ-7（とGT-Air）。
これ（ら）には元々スピーカーを装着してねと言わんばかりのへこみがあり、
そこに上手い事このインターコム本体が装着…できない！
…というのも、コイツが完全な円形ではなく角の取れた長方形型というのが原因。
そこで出番があるのが上げ底スポンジ。
メットのへこみにコイツを仕込み、その上に本体を装着、というわけだ。
…が、そうすると本体がヘルメット内部でにょっきりするわけで、
当然そうなると耳にあたるのが痛くなってしまうわけで…
解決策としては、
・上げ底スポンジを半分くらいの厚さに変える
・上げ底スポンジ不要な感じに内装を削り取る
・ヘルメット自体を大きなサイズに変えてやる
などが考えられる。

ちなみに、今現在は後継機が存在している模様。
そちらはスピーカーが円形、充電用のポートがコードでにょっきり、
マイクもコードでにょっきりしたものを選択可能、
等々アップデートがなされているのでごあんしんです。



で、その旧型を一日酷使してみて、
・耳が痛くてしぬ、という程ではない
・通話に関してはほぼ満点（他を知らないからとも言う）
・ほぼスペック通りの約7時間くらいの通話ができた
・お別れ直後に電池切れという空気の読みっぷり
という具合でした。
通話（というか走行）時間はそれなりにそこそこに、という具合だったので、
ハードにヘビーに走った場合は途中でぶっつり行く可能性はあり。
しかも、その性質上充電しながら装着、は絶対不可能。うむむ。

とは言え、これだけ便利で安定している感じなら、
譲って貰った旧式をこのまま使うのではなく、
専用品ことGT-Air用の10Uとやらを買ってみてもいいんじゃない？
と思った…のですが、お値段びっくり4まんえん。
すげえ！ヘルメット買えるじゃん！
専用品でないならお値段だいたい1/3。すげえ！一気に減ったな！

一人で黙々と（時には独り言をぶつぶつと）走るのもいいですが、
見知った相手とあれそれ会話しながら走るのもま楽しいものです。
特に、ルート選定とか道路状況とかあとなんかとか、
異なる車輌で会話する事の便利さは知ってしまうと意外と戻れないかも知れません。
…問題は、一人で黙々と走る機会の方が自分の場合はよっぽど多いという点であって。
なあにいざとなったらぶるーつーすへっどほんとして活用可能って寸法よ。

あと、周囲の人とメーカーを合わせる事も地味に重要。
なんかの機能で他メーカーのインカムともお話できるぜー！
と思ったらできなかったよ…な出来事にも実際遭遇。
確実性を期すならやはり同行者と同メーカー、がいいでしょう。
…というか自分が使ってるやつなんて同メーカーじゃないと繋げられないし。多分だけど。