スライムがあらわれた！

昨日のTRPG繋がりで。

家にあるウェポンでどこまでのモンスターなら相手に出来るのだろう？
という疑問を抱いてみた。まず想定したのはミディアムサイズのドラゴン…
…それ以前に刃物持った相手には無条件で負けそうだという事実に気付く。
となると俗に言う雑魚モンスターの代表格であるゴブリン先生にすら負けるじゃん！
そんな訳で計画は頓挫。

したかに見えたが、逆転の発想。
つまり、「最大級の雑魚モンスター相手にどこまで戦えるか？」というもの。
ベストオブザコとなると…やはりDQのスライムか。
という訳で、ここにRPG史上最弱の敵VS無職童貞引き篭もりの火蓋が切って落とされた。

まず、スライムについて。
サイズは…ボーリングの玉位か？　軟体生物というより、ゴムボールと認識。
攻撃方法は、最近のDQを見るに体当たりと予想される。
そのダメージは…初代DQを鑑みると最低の1である、らしいが。
相当曖昧な記憶な上に相当でっち上げの理論なので、参考にはしないように。

ではダメージ1とはどの位のものなのか？
ダメージ1＝スライムの一撃、となる訳だ。
スライムの体当たり…大の大人がグローブはめて思いっきり殴るようなモンか？
ああ、それなら確かに15回位ぶん殴られればそりゃ死ぬわな。
いや待て、それが俺に来る訳だから……駄目だ！　2～3回殴られたら間違いなく死ぬ！
つまりここで俺のHPは3と算出された訳だ。ビバ無職童貞引き篭もり。
1Lvの勇者＝俺5人分、という計算も成り立つ。ううむ、そりゃ勇者様だよな。

では改めて、こちらの攻撃方法。
・殴る
・蹴る
・暴行を加える
…無理！　相手はバレーボールサイズ、それもちょこまかと動き回るような奴！
あまつさえ殴る機会なんざ、相手が攻撃してきた時位じゃないか？
つまり、俺は大の大人のパンチにカウンターをかぶせてアタックせねばいけない。
そんなの無理です。俺はイチローミヤタでもなければジョーヤブキでもありません。

ならば今こそ我が家にある武器を使う時だ！
さて、武器になりそうなもの…幾つかピックアップできたぞ。
・物干し竿
→とは言え、長物なんて振り回す機会がなかったので、扱いは相当難しいかと。
・包丁
→刃物である事を考えると非常に有効…だが、あくまで包丁は包丁。
ズブの素人が攻撃用になんて使おうものなら、それこそ己に刃が帰ってくるだけ？
・PC
→重さで言えば武器になりそう…だけど、これはitemであってweaponではない！
・バールのようなもの
→おお！　一番武器っぽくないか？
有難うお父様、貴方が与えてくれた工具で僕の生命は何とか維持出来そうです。
…という訳で、武器は不確定名バールのようなもの、に決定。

さて、では実際に立ち会ってみよう。
スライムの攻撃を一発でも貰ったら最後、俺は多分戦意喪失するだろう。
よって先制攻撃で決める必要がある。
バールのような以下バールの一撃は、大の大人のパンチ2発分位はあるだろ。
つまりダメージ2、HP4のスライムを粉砕するには2回殴ればイナフだ。
…って事は、スライムの攻撃機会が少なくとも1回は訪れる訳か…
そりゃ大パンチ一発でも貰ったら逃げたくなるよなぁ。
そもそも命のやり取りという場面じゃ間違いなく足がすくむよなぁ。
って事は上手く動ける保障なんてどこにもないもんなぁ。
やっぱ無職童貞引き篭もりじゃスライム一匹倒せないんだろうなぁ。

結論。
無理です。俺じゃスライム一匹すら倒せません。
一回攻撃されただけでグッバイエイジダテで死亡確定王大人です。
いやー、ファンタジー世界に生まれなくてよかったね俺！

なんて事を延々喫煙所で考えてた。