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マクロスセヴェン [日記]

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画像はマクロス。


マクロス7というアニメがある。
放送当時、自分はTV放送されたものを見ていなかった。
何故なら当時は実家勤務(?)、Nがた県(読めるけど書けない)は不毛の大地。
そんなハイカラなアニメなんざやってるはずがない。ないのだ。

でも話だけは聞いた事がある。
主人公のロボに口がついていて、主人公がそれに乗って歌を歌う話なんだとか。
きっとロボの口が動いて歌うんだろう。たぶん。

…このマクロス7という奴を知って、色々失望した。
当時マクロスと言えば、飛行機が人型に変形してミサイルで戦うアニメ、
という認識があったためである。
プラモデルのインストには、宇宙から飛来する謎の生命体と戦うために作られたロボ、
とかなんとかそんな設定だったと記憶していたからだ。
きっとキリコみたいな主人公が量産型っぽいこのロボをとっかえひっかえ戦うに違いない、
と信じて疑わなかっただけに、
はぁ? なんでこのマクロス(ロボの名前)は口がついてんの? っていうかダサいし、
それ以前に主人公が歌で戦う? バッカじゃねえの? 普通に戦えよ!
見た目もなんかチャラいし、メガネだし、こんなん俺の知ってるマクロスじゃねえ、
と憤慨していたのである。

そんな愚痴?を当時中学生の自分は兄に零してた。
その後、兄より一本のビデオテープが届く。
タイトルには「マクロスプラス」、これがお前の望んでいたものだ、と。
なんじゃこりゃと見てみて瞬間ドハマリですよええそりゃもう。
カッチョイイマクロス(ロボの名前…じゃないっぽい?)がミサイルどばばばガンポッドずばばば、
更にオーラパンチ(仮称)ばぎゃーんずばーん、最後は科学忍法火の鳥どっぎゃーん。
おおこれだよこれ、俺が求めてたマクロスってのはコレだよ、とダブルピースですよ。

だが、兄はそれだけで許してくれなかった。
余韻覚めやらぬ中、まだビデオテープに余り時間があり、なんだこりゃと見てみたら、
やって来ましたよマクロス7のOP。
ふっざけんなこんな口のついたバルキリー(これが正しいロボの名前)なんて知らねーよ、
見たくもねえモノ寄越してくれやがってふざけんなファッキン怒畜生、
とプリプリ怒りながらそのまま眺めておりました。

…ここで恐ろしいのが、余った時間に兄が突っ込んだマクロス7、
TVで未放送の「最強女の艦隊」という話だったんですね。
話の内容については……まあ、タイトル名でぐぐると色々出てくると思います。
分かりやすく3行で説明すると、
俺の歌を聴けー!
プロトカルチャー!
キャーバサラぁー!(語尾にハートマーク)
って感じの話です。

見ていた自分もヤックでデカルチャーな気分ですよええ。
なんだこれ。
…なんだこれ!?
ひょっとしてマクロス7ってこういうアニメなのか!?(かなり間違ってるけど大体あってる)
プロトカルチャー!
キャーバサラぁー!(流石にハートマークはちょっと)
という訳で評価が一変してしまう、そんな恐ろしい爆弾を投下されたのです。

その後改めてマクロス7という奴がどんなものか色々調べたり見てみたり。
詳細についてはwikiなり何なりを参照頂くとして、分かりやすく3行で説明すると、
俺の歌を聴けぇー!
アニマスピチリア!
キャーバサラぁー!
って感じです。
マックス・イサム・バサラの三人をして、
マクロス三大もうこいつらだけでいいんじゃないかな、というのは的を得ているかと。

とまあ、そんなリアル厨ニ病真っ只中の自分に取っては本当に衝撃的なアニメでした。
最近マクロスF(マクロス7の続編みたいなもの)の映画をやっているようですし、
これを機会にDVDなり何なりで見て頂いても良いのではないんでしょうか。
お奨めは1巻から途中の2X話(バサラが思わずミサイル撃っちゃう辺り)までずっと続けて、
最終話だかその前だかで歌で山を動かそうとする話、
あとは上述の最強女の艦隊、あたりです。
この辺見ておけば間違いないでしょう。たぶん。


そんなマクロス7というデカルチャーなアニメがあったなあ、
とPC新調を本気で考え、OSどうしようと思っていた時にふと思い出したのです。
ああすげえ長い前フリだった。最近のバキには負けるけど。

…5年間、というのはPC新調のタイミングとして間違ってないですよね?
いやまだ検討中であり本気で新調するかはまた別の話ですが。
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