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SHOEI XR-1100 最適とみなされる場所は? [XR-1100]

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おおよそ80km/h位からprofileとの違いを如実に感じるXR-1100。
定番の峠道でその性能は如何に?
という訳でやって参りました群馬県は渋川市。
月一とまでは言わないまでも、2-3ヶ月にいっぺん位通っている自分は何かおかしいと思う。
近所にこういう場所があればいいんでしょうけど、贅沢は敵ですかそうですか。

そんな訳で、色々理由つけて(?)土曜日午前でさくっと帰宅。
この日は朝から若干天気が悪かったのだが、午後からは晴れる予定なのだ。
…た、たぶん。
話によると、台風が一過したとか何とかどうとか。風が若干不安だが…
まあ何とかなるでしょう、とそれじゃ改めてアレコレ準備。

実はこんな事になるだろうと見越して、
XR-1100については前日のうちに準備を終えていたのだ。
前日に寒くなるだろうと考えてチンガードに曇り止め用のパーツを装着しており、
これでどんなに寒くてもヘイチャラだね、という寸法だ。
…が、まあコレについても色々あって…それはまた機会を改めよう。
使い出はあるが、一長一短かな? というのが感想である、とだけ。

混んでる下道をうんうん言いながら高速合流。やっぱ出かけるなら早朝だなあ…
今回、初めての長距離走行となるわけだが、はてさてどうでしょう。
まずは高速走行時の安定性やら何やらについて。
※以下、便宜上フィクション的要素を孕んだ数値にて解説します。

・0.8:ぶれる心配無し。まったくもって安定。
profileとの違いが分かり始める速度である。
今回、意図的に0.8に抑えて走ってみたりもしたのだが、いやホント楽ですね。
高速走行で若干息苦しくなってくるか? と普通のヘルメット(?)だと感じるところ、
そんな事なぞ微塵も感じさせない辺りが憎いです。いい意味で。

・1.0~1.4:ファーストインプレッションの時から特に変化なし。
ベンチレーションを開けたり閉めたり(流石にもう慣れた)しながら走ってみたのだが、
この位の速度になってくると、それ以外の要因が大きすぎるせいか、
別にベンチ開けてようが閉めてようが、風の音に変化は無いようです。
(多少は違いがあるものの、誤差と表現してしまって問題ないレベルではないかと)
強いて言えば、Q.R.S.A.システムのお陰で、
シールドが原因となる風の音は殆ど無いか?という感じでしょうか。
シールドの隙間からのピュイーという音が気になっていただけに、これは有難い限り。

・1.6~1.8:それまで感じなかった首元への圧迫感など、流石にちょっと大変になってくる。
頭が後方に持っていかれる→それを抑えてる首元に圧迫感が、首が絞まる締まる締ままま
とは言え、それはその速度域として不都合な乗車姿勢での話。
ちゃんと相応にしっかりと前傾姿勢を取れば緩和されます。いや本当に。
上方の視界がクリアなのが、こういう時に地味に有難いですね。
(profileはそのシールドの特性上、どうしても上方視界が気持ち狭まってしまうので…)

・2.0より上:効いてはならない謎のハイテク(仮)のお陰で判別不能。

とまあ、高速走行時についてはおおよそこんな具合でしょうか。
2.0より上の方の速度域については、他の方々にお任せしましょう。

気になったのが、ベンチレーションというか、風の入りというか、なんというか。
全てのベンチを閉めているはずなのに、顔に当たる風にこれは一体と不思議に思ったのだが、
どうやら首元から僅かに入ってきている分があるようです。
不快に感じる程の風量ではなく、程好く涼しい程度で快適ではあったものの、
これが冬場とかになってくると、ちょいと辛い事になってくるのでは?と思った次第。
勿論、そういう速度(気が付いたのは1.4程度辺りから)だったから、というのもあるでしょうけど。
また、当初の懸念通りコンタクトが若干乾きやすい、というか目がちょいと痛い。
これは口元だのおでこだののベンチを閉め切ることで対応可能ではあるけれど。


では続いて峠道での感想。
遊ぶような時間帯ではない、というのも大きな要因のひとつではあるのだろうけど、
平均速度0.6程度では、正直あまり違いが分からん?という結論に至りました。
勿論、効きやすいベンチレーションだの重量の違いだの、というのはあるにせよ、
5連ヘアピンだの慣性ドリフトやった場所だの池谷先輩が気絶した場所だの(?)では、
そこまで違いがあるように感じられず仕舞いでした。

原因があるとすれば、
遊ぶ時間帯ではなかった(他の車が沢山いた)、
それこそ今まで使ってたものを持ち込んで使い分けてみた訳でもなかった、
等々色々あるんでしょうが、一番大きな理由としては、
想定される速度域ではなかった、という事なのかも知れません。
ヘアピンを80km/hで抜ける、コーナーを120km/hで攻める、
といったサーキット(またはそれに順ずる場所)での使用を考えて
作られている節もあるのかな?と感じました。
あくまで勝手な想像ですが。速度含めて。
その辺り、サーキットでジャンジャンバリバリ走るような人の意見も伺ってみたいですね。

そんな訳で、「profileとさして違いが分からん」という、
余りにあんまりな結論に落ち着いてしまいました。
こんなんでいいのかしら…せめてここがダメとかここが凄いとかあれば良かったのですが。
ま、まあ、profileだって(比較対象として挙げてるだけで)悪いヘルメットではないんですから。


SHOEI XR-1100 体感レポート 【モニター】 SHOEI XR-1100 体感 レポート 参加中

さて、次回があるとすれば碓氷スカイライン辺りでの使用感でしょうかね?
しかしそこに行くとして、その後どうすればいいんだ…とんぼ帰りってのも勿体ないし…
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