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初代エルミ(PC版)その13 [電源系]

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改めてエルミナージュとは?
10年前(!)に突如現れたウィズライク系統の新星。
呪文名を自由に変更可能、PCの顔グラフィックや立ち絵までも画像外部取込で設定可能、果てはBGMさえも!という自由さ(と無法さ)が売り。
のみならず、魅力的な世界観設定に一定の評価のあるシリーズ作品。不確定名エルミナージュを中心とした神と悪魔の思惑渦巻く世界を舞台に必死に生きる人間達のドラマ。
…と思いきゃその世界で生きる者達は妙に明るく軽い。そんなNPC達のライトでシニカルな死生観もあって、気軽に気楽に楽しめる物語、の続きが気になる世界。そんなゲームです。
勿論ウィズライクなだけあってファックしてスラッシュも思いのまま。ダンジョン潜って敵を倒してお宝手に入れてヒャッハーを思う存分楽しめる。上述の通り己の思うがままのキャラクターでだ!BGMもだ!
って感じですかね。
当該サイトや今は亡き個人ホムペにおいても散々日記のネタにする位にはお気に入りのシリーズでした過去形。
息絶えたシリーズの初代作品を何故今更やっているのかい?
PC版だと顔グラ作成取込やBGM変更もできちまうんだ!だったらやらにゃだぜ!
という訳で遊んでみているんですな。ほら最近dmmのゲームって色々縁もありますし。

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改めてエルミ1のあらすじ!orz
悪い悪魔が世界制服を狙っているのでやっつけて蝶野。
やつらが根城にしている不確定名ラストダンジョン略してラスダンに突入するために6つの指輪が必要になるぜ!
指輪は世界各地のどっかに埋まっているので全世界全箇所調査する必要がある!そんなの嫌だよね?そこで登場するのがフェイムとコンパス!
サブイベントこなすと貯まるフェイムを消費するとコンパスで指輪を探せるって寸法よ。
以上あらすじorzオワリ。
但しうまれたて冒険者は箸にも棒にもかからぬ輩や知れず、そこで先ずは不確定名最初のダンジョンで練習して訓練用指輪を見つけてきたら合格って訳だ。
その舞台がちょっと不思議のダンジョンことロイペス洞窟…だっけ?クレディア洞窟だっけ?それともツンツーン洞窟?なんだったっけ。忘れた。まあいっか。(次作以降の初期ダンジョン名です)

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最初のダンジョンなだけあって、うまれたて冒険者は勿論の事ウィズライクどころかwizだって初めてだぜ!といううまれたてプレイヤーにも優しい仕様。
マップ表示は無制限(真一以降のメガテン準拠と思えばよろしい)、無制限回復ポインツ有(何故必要かって?宿屋利用による回復がウィズライクは独特なのさ!)、マーフィー有(Lv上げしやすいですね)、
そしてダンジョン内に攻略情報を教えてくれるNPCがこれでもかって位に存在するのです。有難いですね。RPGは優しさの時代へ。
それだけでなく本家wizと比較すると、入手可能なお宝の有用さ(序盤はゴミばかり、なんて事は無い)、Lvの上がりやすさ(前述のマーフィーもあるし)、
トラップの情け深さ(落とし穴はあるけれど喰らって即魔法使いが死ぬなんて事は無い)、各種ギミックがほぼ全部揃ってて実地で学べる(…割に先のダンジョンで出番があるかというと…ううーn)、
などなど、wizの欠点だった最初に何やったらいいのか分からん!難しい!死ぬ!死んだ。スイーツ。という問題をなんとか解決しようと努力されている訳なんです。
RPGの導入はある程度は簡潔に、とっとと冒険へ、そしてその後実地はサポート手厚く、が望ましいというのが己の考え。それに大体合致しているのは好印象。
その後のダンジョンでこれらのギミックやNPCが極端に減ってしまうのはご愛敬ってやつなのだ。ギミック満載過ぎても疲れちゃうもんね!

そんな初心者向けダンジョンもいよいよ佳境、という所で出てくるボス。ボスだぜボス!とは言え所詮は単独、こんなのに苦戦するようじゃ先が知られるというもの。
持てる力の全てを振り絞ってボスをたおそう。幸いその後のキーアイテム捜索場所からダンジョン出入口まではショートカット可能だ。
これで俺達もうまれたて冒険者から卒業だぜー!

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と出口まであと一歩の所で出てくるボスおかわり。
は?
は???
しかも今度の相手は6匹。霊体(ひと手間ないと打撃でダメージ与えられない相手)もいる。世界よ、これがライバルパーティーだ。
いやホント初回は絶望の空に吹き荒れる嵐でしたね。ウソだろお前こんな最後の最後でボスおかわりかよ…こっちはもう消耗し切ってるってのに…!
と半分どころか9割泣き顔で半ばヤケで挑んでみたら超あっけなく蹴散らせたという初回の驚き。こいつらザコだ…!みたいな。
その後至るダンジョンで確率登場するこいつらが倒す度に強まって行くのを初回の己は知らなかったのです。お陰で終盤超苦労する事に。
ボスおかわりの驚愕と絶望は是非うまれたて冒険者共に味わって貰いたいですな。めどい人は錬金呪文で逃げよう。

そんな初心者向けダンジョンもこれだけでは終わらなかったのだ!
という訳でちょっと不思議ダンジョン攻略後はB1F以降も踏破可能に。
シナリオ進行度合いで更に奥深く(B2Fの閉じられた扉の奥)まで行けるようになるぞ。
極まった候野郎は戦闘中のランダムワープでずるして扉の奥まで行くのだ。過去の俺はばかか。だって気になったんだもん…#2みたくマロール必須かと思ったんじゃん…
強いて言えば、B2Fから行く事のできる意地悪ポインツ、そこに到達する前にシークレットドア発見して足を踏み入れられちゃう点。
その反省点を踏まえた上で2のロイペス洞窟B2Fの絶望感が味わえるんですな。あれは本当にやばかった。
B1Fを突破し更に奥に進んじゃるけんのう、という先走り冒険者野郎に襲い掛かる一方通行の罠、もう後戻りは出来ない、という所で出てくるボス。と各種罠満載の合わせ技。
どうすんねんこれ…マジどうすりゃええねん…出口はどこだよ!もうボスは沢山だよ!早く帰り太陽!という不安さ心細さは初回プレイならではの味わい深さでしたな。それと沼地のシュートは今後に語り継ぎたいRPG2大シチュエーションです。マジでマジで。事ある度に語る位。

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B2Fの扉の奥には、教会で受領したサブクエストのターゲットが鎮座。ちょっと一捻りある面白いボス。
なんと不死身。ふじみ野男だ。阪神男の友達かな?倒しても倒しても蘇る。
思い出して欲しい、サブクエスト受領時にそのボスをヒットラー得て欲しいという話をされた事を。
そしてシステム上に存在する召喚士、召喚魔法。ワンダリングするモンスターと契約し7人目のPT面子として連れ歩く事が可能なシステム。
この契約を用いてボスを捕縛という訳だね?ポケモンゲットだぜって事だね?
と本作ならではのシステムを上手く利用した面白いギミックだなと思った訳です。え?本家wizにもサモナーってのがある?へーって言っておきましょう。へー。

最初のへんなダンジョンにおけるイベントは大体そんな感じ。2以降みたいに物語中盤以降に再度訪れる必要があったりラスダン入口だったり謎の謎が謎だ…って事も無し。
各ダンジョンの扱いは総じてそんな感じです1は。ロケーションとマップと登場敵と拾えるアイテムと一部ギミックが違う位で後は大体一緒。踏破するだけしたら後はグッバイ。一夜だけの関係。私の泥が目当てだったのね!
とは言え未踏破の空白域があるとなんか負けた気分になるダンジョン探索野郎は踏み込める所全部踏み入れるまでは満足しないのだ。するのだ。したのだ。満足。
ギミックやシチュエーションはもう一捻りあれば化けそうなんだよな…という最初のへんなダンジョンでした。この下地があるからこそ2のロイペ以下略
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