年賀状は交際費？

今年の収穫はどうでしたか？
今更出すってのも流石に恥ずかしいなと考えてるのも俺だ。
そんな年賀状にまつわる話とかそんなの。

隣のシマの人が何やら悩んでいる様子。
暫くすると自分宛にヘルプの声が。
どらどらズバっと参上ズバっと解決してやろーかな？

「関■さーん年賀状って交際費なんですかー？」

……そう言われると、そうだよなぁ。

先日も軽く触れた通り、交際接待費は損金不算入となり、
各企業としては当然減らしたい項目のひとつである。
例えば、外部との会議時飲食代一人あたま\5,000-以下なら会議費にしちゃお、等々。

さてここで沸いて出てきた年賀状代。
葉書を書いて送るだけなら当然通信費に入れるべき。
外部にプリントアウトやらを委託するなら手数料とかね。

ただ、年賀状なんて通信が目的な訳じゃないので…
明らかに手数料や通信費なんだが、その目的としては色々ある訳でして。
越後屋お主も今後とも宜しく頼むぞよぐふふふふ、的なものは交際費に入れないとだしね。

だが。
その年賀状が例えば「今年もウチの商品をよろしくね」とかなら宣伝費に突っ込める訳で。
そうじゃなくて本当に「そちも悪よのう」的なものの場合は…
一応通信費（と手数料）でやっちゃってもいいんじゃないかな？
というのがうちの会社の回答と相成った。

ちなみにその質問者とその上司、俺と俺の上長を交えて、
「いやコレは通信費じゃないかなぁ…でも交際費か？　アッハッハー」
「もー面倒だから全部通信費でいいですよーアハハハハ」
「いやそれはどう考えても…ってかこんな額どーでもいーじゃねーかゲハハハ」
と笑いながら案を練り出すのはちょっと楽しかった。

今度先生に回答でも聞いておこう。多分通信費で落とせるとは思うんだが…

全然関係ないが、それぞれのシマによってやっぱ税務関連の認識は違う。
ま、税金面は税務課というスペシャリストに一任しているからというからなのだが。
これが今まで税務も（一応）やってたシマだったりすると、
「これはアレがこーなってそれがこーなって…」
「ああ成程、だいたいわかった」
という感じ。

だがそれが別にシマになると、
「これはアレがこー以下略」
「ちょっと待って、アレってどーいう事？」
「それはアレコレソレホレこんな具合で…」
「んー、そのソレってのは？」
と逐一質問が飛んでくる始末。一先ずそういう時は最後まで聞けと。

更に別のシマは、
「これはア略」
「うんわかった！　それでどうすればいいの？」
「…これをこうしてください」
「よしわかった！」
…判ってない。そういう場合は回答だけを示せばいい。
ま、そういうのはそういうのでいいんですけどね。
俺も経理担当者だった頃はそんな感じだったし。
逆に疑問に思ってくれる人の方が教え甲斐はあるのも事実。
だからと言って自分で調べもせずに最初から聞くのはどうかと思うんだが…
というより助成金の申請方法を税務課に聞くのはすごい間違えてると思う。

コメント 2

そーいや年賀状返すのすっかり忘れてたよ…。
マジゴメンナサイ。

ということで年始の挨拶にかえさせていただきたく。
(寒中見舞いとしても遅いんじゃないかってのは聞こえない)
by 月代 (2007-01-28 23:35) 

2007/01/30追記
先生に伺ったところ、
「今まで通信費で計上しているのであるなら、
継続性の観点からそのまま通信費乃至は手数料も含めて計上してちょ」
との有難いお言葉を頂いた。
よって、ハナから通信費であげるのがベストだそうな。

>月氏
そいや俺も送るモン送ってないからおあいこさ。
そのうち送るよ、そのうち。
by idzumi (2007-01-30 22:17)