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初代エルミ(PC版)その14 [電源系]

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続いてはへんな森。上下ではなく東西南北に伸びたダンジョン。ちょっと新鮮。屋外だけじゃなくてこんな広がり方もあるんか…
とりあえず上から順に攻略すりゃええじゃろと考えるIQ足りない冒険者野郎共を恐怖のずんどこに陥れる最初のマップ以降のその移動した先。
文字通り敵の強さが跳ね上がるのです。マップ毎にワンダリングモンスターの一覧が更新され、しかもその更新され度合いが妙に大雑把。へんな最初のダンジョンB1F以降も思ったけれど。
良く言えば歯ごたえ手ごたえのある強敵がやって来る、悪く言えば…バランス取りこれでいいんかな…みたいな。
更には看板立てられた所の奥は尚一層の強敵が湧いて出てくる。具体的にはラスダンに出てくるような相手さえも出る。何故!
多分その中に生えてる木の精の力とかそんな理由なんだと思います。多分だけど。気のせいかも知れないけれど。木の精なだけに。ンフフ。
でもその辺に生えてる木が土地守りたくて悪魔とか呼び出したりしてるってのは中々にロックですな。無法には無法をぶつけんだよ!ってカルト教団に対抗するため別のカルト教団の力を借りる的な。
そんな恐ろしい森の話。

まずはゴミあさりしてるゴブリン。略してゴミリン。
冒険中に冒険者達が捨てる選択したアイテムをここで拾い直す事が可能なのだ。
便利…なようで使い出は無いんじゃないかな…みたいに思うこと請け合い間違い無しの素敵機能、を後々利用する機会があるので場所と存在は覚えておこう。
2でもあった筈、3は…盗み渡しとか不思議鞄とか色々あってのう…

続いては行き倒れのオーガ。ぶどうくださいって言うので舐めんじゃねえ!はちみつくださいじゃねえのかよそこは!って言ってあげよう。
実際彼を救出できるのは少し後。具体的には別所のボスをしばき倒す必要がある。なので今はまだ放置。大丈夫です日数経過して干からびるなんて事もないので。
巡り巡って色んなサブイベントを解いたり進めたり、というイベントの出発地点でもあるので何気にこの行き倒れは重要人物…でもないけどねゲーム中のシナリオ上では。

第3の目的地、オルファン。これを持ってこいって人が他の街にいるのです。
最初のダンジョンの最初の初心者クエスト攻略後、世界各地のダンジョンや施設に行けるようになるので、通り一遍話はしておこう。
で、咲き誇るオルファンをもぎろうとすると虫が出てくるので倒そう。
この時でてくる虫と植物が割といいもの持ってるので、サブクエストこなした後もハイマスターとなった盗賊がやって来たりするのだ。
手に入るオルファン自体に特別な効果効用はそこまでないです。出番は図鑑登録と今後のサブクエこなす時くらいだ。

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そして先述のへんな木。会話するために鏡が必要。何故!深く考えちゃいけないぜ!
その木は危険ゾーンにいる、その木と話したい幼エルフも危険ゾーンの中。両者共に危険ガデンジャーという話もせず、という事はその二人にとってここは安全地帯…?
みたいな。北東部分にある即帰宅のワープポイント含めて真面目に考えれば色々ありそうな場所なのです。
残念ながらその辺の背景が語られる事は無し。2以降だと夢の中という舞台でNPCと戦闘、背景設定などが図鑑で語られもするのですが。

正直なところ、上述のやべーゾーンの存在もあって次に挑むべきダンジョンかと言われると少し悩ましいのが実情の森。
とは言うものの、じゃあどこならいいのかと言われると…沼(表)かワーグルか、みたいな。
ちょっと背伸びしてみたら速攻でぼたくり転がされた、なんてのは日常茶飯事。場合によっては全滅もいつもの事。
それなら序盤も序盤のぬるま湯でこれでもかって程にLv上げしてから向かうべきかというと、不意打ちだの首刈りだのでLvに関係なく転がされる事も多々。
ある程度まで育ててしまえれば、復活呪文だの何だので立て直しも余裕ができ、多少の死ではびくともしなくなる…のだけど、そこに至るまでがちょっと遠い。
チュートリアル終えた辺りが一番大変かも知れません、そんなエルミの難易度設計。
多少の難易度上昇ならおっ本気がやってきたぞと口元を緩ませるのが極まったダンジョン探索野郎なのだけど、
弓手野郎が不意打ちしてきて回復役をピンポイントに狙い撃ち!ブレス連打で前衛壊滅!というシチュエーションに毎回歓喜するかと言われると…そんな事は決してないのだ…
理不尽に全滅させられて回収どうすっべ…と頭を悩ませるのも一度や二度やればお腹一杯なのだ…

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・死体回収(序盤)
俺の名前は名も無き戦士。将来的に侍を目指す善の戦士。
この度、第2パーティーとも言える悪のメンバー総勢6名が戦地で戦死と一報を受けた。戦士が戦地で戦死…
センチメンタルな感情を感じるのは早計、我々に課せられた使命は遺体を回収し教会に送り届ける事。戦死でセンチ…
しかし、ゲームシステム上、6人フルメンバーでは死体を回収できず、パーティーの一員として死体を担がねばならぬのだ。
場合によっては回収役1名で5体の死体を担ぐのがリアルなのか?と言われたら…そういうシステムだと諦めねばなるまい。
がしかし俺一人では力不足、そのため酒場で同じく燻っていた善の司教と僧侶に声をかけ、3名で死地へと向かうのであった。
果たして俺達は強敵居座るかの地にて元は仲間だった死体を回収できるのであろうか?この日記が遺書となるのではないか?
答えは神のみぞ知る。

・死体回収(中盤)
俺の名前は名も無き侍。将来的に侍を目指していた元善の戦士。
この度、第2パーティーとも言える悪のメンバー総勢6名が戦地で戦死と一報を受けた。戦士が戦地で戦死…
センチメンタルな感情を感じるのは早計、我々に課せられた使命は遺体を回収し教会に送り届ける事。戦死でセンチ…
しかし、ゲームシステム上、6人フルメンバーでは死体を回収できず、パーティーの一員として死体を担がねばならぬのだ。
場合によっては回収役1名で5体の死体を担ぐのがリアルなのか?と言われたら…そういうシステムだと諦めねばなるまい。
かくして俺は自前の転移魔法で死地に赴き、同行させた錬金術師(元僧侶)がその場で復活呪文を唱え、元気になった面子を見届け我々は酒場へと戻るのであった。
明日は我が身という気持ちと、いっそ死体が勝手に街に戻ってきてくれればというやるせない気持ちを抱え、今日も酒場で燻るのである。

・死体回収(終盤)
俺の名以下略
かの地にて全滅したパーティーは近所の教会で回収して貰う事となった。お値段占めて…結構行ったな、復活させて請求せねばならん。

・死体回収(クリア後)
全滅したかと思ったが時が巻き戻ったお陰か気のせいだったぜ!

みたいな。
とは言うものの、3種の性格、年齢、馬小屋、墓場からの死体回収、はウィズライクのお約束、定型文みたいなモンなので…
そんなモン側溝にでも捨てちまえと思うか、ドラクエのレベルアップ効果音くらいに必要不可欠なんだよ!と考えるか、はてさて。
そういうの不便だよね!と片っ端から切り飛ばして独自要素満載で生まれたのが世界樹の迷宮、と個人的には思っています。
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