SSブログ

ジグソーパズル始めました [日記]

IMG_1306.jpg

ジグソーパズルって?
ああ!
その名の通り木の板に絵描いたものをジグソー(のこぎり)でブッダーギルンしたものが発祥らしいです。へーって言っておこう。へー。
自分も小さい頃に買って貰って作って遊んだりしたものです。当時だから多分ビックリマンとかそういう系統…だったかなあ…忘れた。

で、そのジグソーパズルをxx年振りに遊んでみよう!作ってみよう!となったのです。
何故!
グッズで出てきたからですね…最近はやりのおヘンタイソシャゲのイラストで…
というか海の向こうの変態野郎(半分誉め言葉)の間ではジグソーパズルがアツいんだろうか…日本でジグソーパズルなんざあまり見な…いや皆無って訳じゃないけど…
そんな訳で園児とかその位の頃以来のジグソーパズラーとなる事が決まったのです。通販だから到着はまだ。今月発送らしいけれど果たして本当にそうかな?
しかし到着予定のブツは驚くなかれその数500ピース。小さい頃は多分その1/10位の規模だったような気がするぞ…大丈夫か…?だめじゃないか?
折角届いた奴を組み立てる事ができなかったらどうしよう…これは事前に予行演習しておくべきだな…と思い立ったのが年の瀬の頃。

何より我が家にはそんな用途に相応しい、未開封のジグソーパズルが転がっているのだ!引越の際に不要だからと投げつけられた奴!
遂にコイツの封印を解く日が来た訳だ、コイツも20年以上眠らされた挙句おヘンタイパズルの予行演習相手として選ばれるだなんて想像だにしなかったであろう。
現住所に引っ越してそれなりに場所は確保可能、今こそコイツを本来の用途に使ってやる時だ!いざ開封!その数1,000ピース!
1,000!?
メガだぜ!
気分は100メガショックネオジオ、高尾山に登る練習で富士山登頂目指すようなモンじゃないのかこれは。

IMG_1352.jpg

開封してみて圧倒的物量を目の当たりにして、やっぱ封印しときゃ良かったかもな…という思い新たに。wowって声が出そうになりました。辛うじて出なかった。
まず発売が96年。同封されていた糊は勿論乾ききっている。何より同封されている葉書の郵便番号が5桁だ。いつの時代だよ…そりゃ28年前だよ…
そして予想していた通りなのだけどでかい。完成予定のサイズが途方もなくでかい。我が家のこたつに絶対収まらない。そりゃ専用マットなんていうモンが発売される訳だぜ…
ええい!男ならなんでも試してガッテンだぜ!と先ずは英文の記載されている箇所から組み立ててみようとチャレンジ一年生。ほら文章なら難易度低そうだし…
ところが1,000もあるピースからそれっぽい色である事を頼りにかき集めるのにまず一苦労。ひっくり返してこれは違うと脇によけてピックアップして…め、めんどくせえ。
実際に組み立ててみると尚めんどくさい。わからん。手本を頼りにそれっぽい文章にすべくああでもねえこうでもねえと並べて区分けして試してみて、できた。
おお、ちゃんと文章になった。成程これは確かに脳トレ的というか組めた時にちょっといやかなり嬉しいというか、嵌る人は嵌るというのも納得。

IMG_1354.jpg

…なのだけど。
緑一色のピースがあるんです。沢山。超沢山。
それらを組み合わせる必要があるのです。この空白域に。どうやって?しらん。は?
かつて、さくらももこの作品(エッセイ的な実体験漫画だったっけっか…)で牛乳パズルという白一色の地獄みたいなジグソーパズルの存在を示唆され、
こんな賽の河原みたいな遊びに興じるなんて作者はばかだぜー!と笑っていたのですが、それが己の身に降りかかった瞬間でした。これは…賽の河原だ…
数多の緑一色のピースをいっこいっこ合うかどうか試してみてダメならひっくり返してみてそれでもダメなら次のピースを、という無間地獄。苦行。完成した暁には悟りかなにか開けそうな雰囲気。
プロのジグソーパズラーはこの手の奴をどう攻略してるんだ…というか定石もなにもしらん奴がこんな最高難度(だよね?)のクソ盤面(クソって言っちゃった!)に触っちゃっていいんだろうか…

そんな感じのジグソーパズル話でした。そう言や没後30年になるのか…もうそんなに経つんだな…
そのタイミングで開封して挑戦するってのも何かの縁なのかも知れませんな。
何よりも、やってみると存外に楽しい…攻略の要はまず分かりやすいカラーの箇所をターゲットにそれっぽい色のピースを選りすぐって攻略すること、あと端からやることっぽいぞ。

IMG_1477.jpg

ちなみに、その後緑一色の地帯は無事おわってしまった…
のだけど、これ以上に面積のあるアスファルト一色(言うなればTVの砂嵐色(ってこっちの方が分からんか))地帯の処遇をどげんかせんといかん事にこの時の俺は気づいていなかったのである。
nice!(0)  コメント(0)