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SHOEI XR-1100 首都圏走破と実用的な速度の範囲 [XR-1100]

いや埼玉県内を首都圏に含めてしまっていいのかどうかはともかくとして。
別に山だの谷だのある場所じゃないから許して下さいよ。
先日の連休中、2回ほど同じ目的地に行く事があったので、その際のレポートを。
・それなりに車の量の多い幹線道路(254、16号)
・それなりに渋滞する主要駅付近(川越駅)
・それなりに人通りの多い場所(本川越駅付近)
こうした場所を走った際にどう影響が出てくるのか?
……想定されている用法用途とは完全に違うような気もしますが、それはさておき。

一路川越市内を目指して出発。
既に道は混み始めているものの、概ね想定の範囲内である。
某レストランだの某ドラスタだの某ラーメン屋だの、
普段利用するような場所に用事もないので、(元)有料道路を利用して一気に北上。
そこそこ混んでる入口付近の曲がり角をヒーコラ言いながら抜け、
平均速度が20km/hは上がるであろう元有料道路をすぱーんと走る。
当然というか何というか、X0km/h(6速3,500rpm)だと有難味がよく分かります。
ここ最近SPACYにしか利用してなかっただけに、違いが顕著に分かるってモンです。

30km/h前後でも多少ベンチが効く、とは言ったものの、
実用的な範囲内は50km/hから、といった所だと改めて感じる。
口元のベンチは30km/hでも風を感じられるものの、
おでこの両側にあるベンチはその位じゃあまり感じられない…気がする。たぶん。
今回気になったのは、両方開けておくと若干目(コンタクト)が乾くか?といった点。
ベンチレーションによる風量がそれだけ多いって事なんでしょうかね。
1時間程度であれば特に問題はないけれど、それ以上の時間乗り続けた場合、
目の乾きやすい自分は少々辛くなるかも、という気がします。
(勿論、1時間毎に休憩入れて目薬差して、とすれば万事解決なんですが)

80km/hより上の速度になると、普通(?)のメットとの違いがより顕著に。
正面から受ける風量が少なく感じるというか、
上に持っていかれる感覚が少ないというか。
コレは本当に驚…
くけど、たぶんRX-7とかX-TWELVEとかでも得られる感覚なんでしょうかね?
少なくとも、profileと比較すると相当違いはあります。いやホントに。
逆に、空力効果だ何だというのを感じられるのは80km/hより上、なんでしょうか?
勿論今まで利用してたもの(profile)との比較にはなりますが、
碓氷スカイラインでは違いが顕著だけど榛名峠ではちょい微妙、となると予測。
この辺り、今度の祝日にでも試してみる事にしましょうか。
榛名湖に行った後に軽井沢、というのは時間的に美味しくないかも知れませんが。

その他、チークパッドの布の素材はprofileのようなメッシュ素材の方が個人的には好み。
汗をかくことの多い自分にとって、濡れた後がちょっとイヤンな肌触りです。
まあ、重箱の隅を突く程度の不満ではありますし、
そこまで濡れる事もそうそう起こらないでしょうけど。

しかし暑い。連休初日も三日目も共に暑い。去年の今頃とはえらい違いですわ。
外出た時には若干涼しいかな?と思ったが、所詮は日陰の出来事でした。
そこそこ渋滞する幹線道路、晴れた空、照り返すアスファルト、
熱を帯びる車体、周囲には同じく熱を帯びた車輌。
あ、あつい。あつくて、しぬ。
ぜーはー言いながら目的地を目指すが、いかんせん渋滞しててちっとも進まない。
時折シールドを開け外気を取り込まないと、あつくて、し

…そう言えば、普段であればそろそろシールドの曇りが未だ発生してないぞ?

状況が状況なだけに(晴れ+周囲も暑い)、曇るような状況ではないのかも知れないが、
だとしても視界はクリアなまま。これが防曇シールドの能力って奴なんでしょうかね?
いや同じ状況でそれまでのメット被ってた時に曇るかどうかは分かりませんが。
まあきっと防曇シールドのお陰に違いない!まあ、たぶんね。
ものついでにと、連休三日目には以前使用してみたヘルメット+サングラスを試してみました。
メガネ着用(メガネじゃないが)は相変わらず楽に可能、
だけど案外メガネが曇るなコレ…というのは、
それだけシールドがいい仕事してるって事なんですかね?

そんなわけで、次回は峠道でのインプレッションを次の祝日に行
……雨じゃないですか。どうしろと。
いやこれは雨の中のインプレッションをやれという事ですか。
それだけはご容赦願いたいです。いや本気で。
雨の中は可能な限り走りたくないんですってば。


SHOEI XR-1100 体感レポート 【モニター】 SHOEI XR-1100 体感 レポート 参加中

全く関係ないですが、巷で噂のガンダム映画見に行ってきました。
いやー大活躍でしたよ、ミスターブシドー。
……こんな話を1年前にもやった気がする。1年前かどうかは忘れた。
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SHOEI XR-1100 原付+メガネ着用時の使用感 [XR-1100]

P1000201.JPG

※画像はイメージです


某月某日、晴れ、夜半にかけて雨、その後晴れ。
そう言えば、某所にてレンタルしたものを返却しに行かなければいけない事を思い出す。
ただ外は雨なんだよな、歩いて行くには微妙に微妙な距離なんだよなあ、
(自転車やら原付やら手に入れてからというもの、すっかりものぐさになってしまった)
と思い外を覗いてみると、あらビックリ晴れているじゃないですか。

※地元の方言で、雨(というか雪)が止んだ状況を指して「晴れた」と言います。
これを方言だと知らない頃、雨が上がって「外晴れたよ」と言ったところ、
「まだ全然曇ってるじゃねーか何言ってんだこのダボが」くらいの事を言われ、
カルチャーなショックを受けたのが約10年前…そうかもう10年前の事なのか…

閑話休題。
それならばとXR-1100を手に取ってみる。
先日R1で使用した時にウヒョーとかアヒョーとか大喜びしていたコレが、
原付スクーター(HONDA SPACY)を利用した際にどのような違いを実感できるのだろうか?
…原付で出せる程度じゃ違いなんて実感できないだろうなあ、と思う反面、
コレで違いを実感できるとしたら実はとんでもない代物なんじゃなかろうか?
と期待半分不安半分で試してみることに。

もう一つ気になること。
そう言えば今回のモニターの方々は全員裸眼(またはコンタクト?)であったが、
自分はメガネも使用しているので、その影響なんかも調べてみたく。
profileの場合、メガネを着用しようとすると、バーエンド(?)が一部干渉し、
意外と面倒だった事もあるので、それより楽か辛いかどうなるか?

そんな訳でいそいそと準備開始。
えっちらおっちら駐輪場からSPACYを救出、それじゃ一丁メットを被ってメガネを着よ
……おお、意外や意外、メガネの着用が随分楽だ。
profileの場合、ぐっがっぎゅいむぎゅいむ、という具合に結構苦労していたものだが、
XR-1100だと、すっきゅむ、という感じであっさりと着用できてしまった。
(勿論、頭部ヘッドの構造上個人差はあるんでしょうけども)
ちょいと前後左右に揺さぶってみて、ツルに変な負荷がかかってないかどうか確認。
よしよし、特に変な干渉等も無し。これなら戦えるぞ。(何と?)

相変わらずキーキー鳴くフロントブレーキを気にしつつ(22時を回っていたので)、
エンジン始動ライト点灯ミラーのチェックにアレコレ終えていざ出発。
前回同様、蒸し暑い中を想定してベンチレーションは全開、
R1だと30km/h程度であっても影響がわかる程だったのが、どうなりますやら。

走ること約5分、目的地に到達、さっさとレンタルしたものを返却。
…うーむ。
ものついでにと近所をぐるぐると走ってみる。
……うーん、も、もうちょっと。
更に走り回る事10分程度。
………び、微妙だ。微妙に微妙だ。
一言で言うと、ただのフルフェイスとしか感じられん、とでも言うべきでしょうか。
(ただのフルフェイスってのが何なのかはさておいて)

30~40km/h程度でもこりゃ涼しい、と感じていたはずのベンチレーション。
これがSPACYではちっとも感じられなかったのは何故なんでしょう?
乗車体勢?天気の影響?雨が降った後だから?星の巡り?
確かに口元からは微妙に風の流れを感じるが、
おでこ付近の前方ベンチレーションからの風はこれっぽっちも感じない。
…まあ、前回走った時は3X度の暑い日中、
今回は雨が降って若干涼しくなった夜中だから、というのもあるんでしょうか?

ちょっと頑張って貰って50km/h程度まで引っ張ってみるも、やはり大差なし。
前傾姿勢を取れば変わってくるんだろうか?と前屈みになってみるも、
それ以外の事が気になってベンチがどうこう、どころの話ではなくなってくる。
誤解を恐れず言うなら、profileと大差ない、重量の違いもそこまで気にならない、という結果に。

メガネをかけての走行については影響無し。
そう言えばメガネかけてたんだっけ、とメットを脱ごうとした時に思い出す程。
走行中にズレたり耳の外側にはみ出たり、違和感バリバリもうやんなっちゃう、
なんて事は全く無し。いやこれはちょっと、いやだいぶ意外な結果。

という訳で、若干残念な結果に終わりました、XR-1100で原付スクーター。
R1で高速を走った時には、
ヘルメットひとつでここまで違いが出るものなんだんふへはははははは、
と思わず笑みがこぼれる位ではあったのですが、
SPACYで利用した時にはその空力性能だ何だがこれっぽっちも発揮されず、
別の意味で変な笑いがこみ上げてきちゃいました。
何というか、VMAXで近所のスーパーに夕飯のお買物に出かけるというか、
FF14推奨PCでwin版ザナドゥを遊ぶというか、
F40で十石峠に向かうというか、
バッパラ焼くのに山2枚サクるというか、
そう使う事は出来なくはないけど本来の用途と違うんじゃないか?という感じです。

でもこれで一安心。
全てにおいて優れたヘルメットで褒める場所しかなかったらどうしよう、と危惧していただけに、
こりゃちょっとアカンなあと思うような箇所が見つけられて良かったです。
…いやまあ提供して下さったSHOEI様やnifty様からしてみたら良くはないんでしょうけども。

そんな訳で、原付向きではないな、と感じた次第です。
いや勿論、同じ原付と言えどもR125や125RなどSSの小さいズなモデルや、
RZ50で峠を80km/hで下るとかNチビで首都高を攻めるとか(※違法行為です)、
そういうのであれば普通のフルフェイス(と言ってしまおう)との違いも感じられるんでしょうが。
所謂原付一種(~50cc)のスクーターなどを乗ってる方がXR-1100を選ぶのは、
見た目のカッコ良さだけしかメリットがないような気がしないでも…いや見た目は重要だけど。


SHOEI XR-1100 体感レポート 【モニター】 SHOEI XR-1100 体感 レポート 参加中

にしても、特に前輪のブレーキの鳴きが酷…これはまた日と場所を改めて。
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SHOEI XR-1100 ちょっとした小噺 [XR-1100]

先日説明会に伺った際に、アレコレと興味深い話を聞いてきたのでその内容を。
勿論、周知の事実という事もあるでしょうが、個人的には初めて聞く話だったので。
…そりゃまあ、商品企画の方に話を聞くなんて事は珍しい例ではあるんでしょうけども。

・国内モデルと海外モデルの違い
法改正によって、出っ張った部分があっても規定を満たせば使ってもいいよ!
という事になり、今回発売されたXR-1100(ともう一つのVFX-W)。
こりゃ吉報だ、それなら海外モデルの奴を使ってもいいって事ですよね!
というとこれまた話が変わってくるらしいです。いやMFJだの何だのという話もありますが。

具体的には、頭部ヘッドのサイズの違いが、
日本人(というよりアジア圏)と欧米等とで違う、との話。
輸出モデルについてはそちらに合わせた形で作られており、
国内モデル(というより日本人向けに作られたもの)とはかなり違うらしいです。
左右はピッタリなのに前後は緩い!前後に合わせると左右がキツくて話にならない!
なんて事が往々にしてよくあるとか何とかかんとか。
国内モデルの方が安いからコレ買って帰ろう、
それじゃ一丁被ってみたら全然合わないじゃんか!
と海外の人が困る事もあるんだそうです。

・Arai頭、SHOEI頭は迷信?
勿論、上記2大メットメーカーは元より、
その他多種多様様々なメーカー毎にメットのサイズの基準は細かく変わっている。
同じサイズを選んだはずなのに、コレはキツくてアレはピッタリ、なんてのはよくある話。

ところが、同じメーカーであっても、形状やバージョン、
ラインナップ別にサイズが微妙に違ってくる、との話。
そりゃまあ外見が変われば中身も違ってくる、というのもあるけれど、
商品を開発する度に(かどうかは知らないが)、微妙なサイズ調整を行っているようです。
同じメーカーのフルフェイスでも、200X年のコレはちょっとキツかったのに、
201X年のコレはジャストフィットだ!ふしぎ!なんて現象も当然出てくるんでしょう。
……いや、てっきり基準となる頭型が存在していて、必ずソレに合わせてこさえてる、
と思ってたので、ちょっと意外というか驚きというか何というか。

・グラフィックモデルのデカールは手貼り
…そ、それは知らなかった。
てっきり最新鋭のコンピューターとマッシーンで、
ギョバババズババババ(?)と貼ってるものとばかり。
更に言うなれば、メットの作成行程で手作業がそれなりに含まれてる事に更にビックリ。
てっきり最新鋭のコンピューターとマッシーンで、
流れ作業によりごろんごろんと出来上がるものとばかり。

・意外と頑丈だぞシールド
XR-1100に限らず、幾つかのモデルで活用されている防曇用のシールド。
プラスチックが二重になってる奴なのかと思ったら全くそんな事はなく、
スクリーンの内側に軟質素材のシートを重ねる形でその能力を発揮するようです。

シールドに不確定名軟質素材を取り付ける際、
左右に思いっきり引っ張って真っ直ぐにした上でシートを出っ張りに引っ掛ける、
という方法を取るのが推奨の模様。
シールドを強引にガバチョと開く事に若干躊躇しがちだが、
そりゃまあ顔面保護が本来の目的なんだ、それだけ手荒に扱っても大丈夫なんですね。
てっきりキャオラと開いたらバキっと行って救命阿!となるのかと思ってたのですが。
そのうちスモークシールドに変更する予定は未定、
その際に色々写真やら何やら撮ってみましょうか。

・シールドの取り外しがものっそい簡単
先日も記載したのですが、いやコレが一番驚きました。
不確定名ギアっぽいものやら不確定名バネっぽいものやら、
開閉は便利そうだけど取り付け取り外しは相当苦労するんだろうなあ、
という印象があっただけにこれは本当に目からコンタク違った目から鱗。
profileで散々苦労していたから、というのもありましたけどね。
装着する際にはガッぎゅいむベキッバキィ×2、ってのは色々心臓によろしくないんです。

とまあ冷静に考えてみたら、シールドが1から10まで外に露出しているXR-1100と、
シールドとヘルメットの接続部分が覆われてるprofileとではそりゃ違うよね、という結論に。
この辺は両メーカーのコンセプトの違いなんでしょうかね?
Araiのシールドは共用できるものがが多く、
(シールドの使い回しが可能な分取り付け方法が若干古い?)
SHOEIのシールドは専用品が多い、
(新しくなればなるほど革新的だが使い回しや店頭在庫が…)
という気がするようなしないような。気のせいですかね?

・そもそもの経緯について
詳細を知ったのは最近流行りのtwitterから。
フォローさせて頂いている方がリトライだかリプレイだかで公示しているのを見て、
ほおこりゃ面白そうだ応募するだけならタダだからやってみよう、というのが事の発端でした。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけtwitterとやらの実力を垣間見た気がしました。
…始めたのはつい最近ではありますが。

時は流れ早幾年、nifty様よりメールが。
はてniftyよりメールを送られるような覚えがあったかな?
とモニターの件についてスッパリ忘れており、
本文を読み「当選」の文字を見て、えぇーうっそだー、とつい口にしてしまった程。
他の方々のページを見るに、うわ自分場違いじゃないか大丈夫かと色々不安に駆られており、
こうなりゃ文章量で勝つしかないな、と一大決意した次第です。(質は?)

そうは言っても二輪履歴は恐らく最短である自分、どこまで書けますやら。

・原付スクーターで使用
これはまた後日改めて詳細を。
……まあ、そもそも原付スクーターにフルフェイスが必要か?
というとこれはこれで議論を呼びそうな話ではありますが。

いやコレが色んな意味で予想外の結果になりました。ええそりゃもう色んな意味で。


SHOEI XR-1100 体感レポート 【モニター】 SHOEI XR-1100 体感 レポート 参加中

こんな文章でも分類XR-1100にしていいものかどうか…
まあ、次回への布石という事で許して下さい。
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SHOEI XR-1100 ファーストインプレッション(と簡単な経緯) [XR-1100]

話せば長くなりますが、SHOEIのXR-1100についてモニターを行う事になりました。
端的に説明すると、
モニター募集するよ!したよ!当たったよ!マジですか。
とまあこんな具合です。
※そのうち詳細を記載します。そのうち。

さて、そもそもXR-1100とは何か?

http://jp.shoei.com/products/ja/helmet_detail.php?id=386

ヘルメットです。
XR1200でもなければZX12Rでもありません。
この後頭部のカーブがカッコイイですよね。
ん?
なに?
そんな話はどうでもいい、とな?
はい失礼いたしました。

そんな訳で某月某日、コイツの説明と現物受領のため、
普段は全く縁のない大森駅を一路目指す。
りんかい線使って大手町駅で乗り換えれば楽だよ!と言われてその通りにしてみたら、
電車料金がちょっと大変な事になったりして若干ガッカリしたり、
道中の公園で少年野球の少年達を眺めながら一服して時間を潰したり、
そんなこんなで会場到着。
今回同じくモニターを行う方の5名のうち既に3名の方が到着、
自分が到着して暫し後に最後の1名の方も無事着。

注意事項やら特記事項、その他諸々の注意点などを聞いたり質問したり。
公序良俗に反しない内容を、との事だったんですが、
そういう意味で当HPは基準を満たしているんだろうか?と若干不安を覚えたりしたのは秘密だ。
まあ、今後はなるべくお上品な言葉遣いを心掛けたいと思う次第でございますですわ。

その他、会社案内のビデオを見たり、
SHOEIの方からアレやコレや楽しい話を聞けたり。
どこからどこまでがオフレコ情報なのかは判りませんが、色々ためになるお話でした。
その他使用方法やらサイズ測定やら(もっとごっつい専用器具を使われるかと思った)、
そして最後に現品受け渡しと試しに被ってみ

……おお、丁度いい。ピッタリフィットでジャストサイズじゃないですか。

でも、あまりにジャストサイズ過ぎて逆に不安を覚える。
メットはちょっとキツい位が丁度いいぞ、と誰かから教えられており、
実際に頭部左右や頬は丁度ピッタリなものの、前後には若干の余裕がある。
頭を振ると少しだけぐらぐらする、というか隙間があるような気がするような…

と、少しだけ不安になったのでMサイズの試着もお願いすることに。
………き、キツい。キツすぎる。埼玉銘菓十万石饅頭。
これは確かにLサイズを選んで正解だった。
頭部周囲の長さはMサイズが適切ではあるのだが、側頭部の圧迫が半端ない事に。
…あんまりアテにならないって事なんですかね、頭部周囲の長さって。

アレコレ雑談し、帰り道でモニターの方々とも別れを告げ、いそいそと帰宅。
それじゃ早速試してみましょうと封を開けて色々バラして作業開始。
・シールドを外します
・シールドの内側に防曇用のシールドをセットします
・再度シールドを装着します
…シールドの脱着が楽でいいなあ。カチカチぐっぱき、って感じであっという間だ。

欠点があるとすれば、ベンチレーションの開け閉めが若干面倒かな?という程度。
新品だからというのを差し引いても、ワンタッチで一瞬で、という訳には行かない。
特定方向に上手いこと力を入れてどりゃっパキうわあ大丈夫かコレ壊れてないか?
とまあ、慣れないうちだからというのを考慮しても、若干操作に不安を覚える。
真夏日(夏はとっくに終わっているけど)を想定して、開けられる場所は全開に。


よしこれでヘルメットの準備も完了、では一丁走ってみましょうか。
…しかし、この時間(14時過ぎ)からどこへ行こうか。
近場で遊べる場所もなし、かと言って遊べる場所はちょいと遠すぎる。
そもそも高速はそろそろ渋滞が始まるんじゃなかろうかというような頃だ。
となれば…首都高→川口方面→外環をぐるり、と軽く一回りしてきましょうか。
(首都高→中央道→圏央道→関越、というのも想定してみたが、流石にやめた)

被ってみてまず一言。軽い。
それまで使ってたもの(arai profile)と比較するまでもなく、軽い。
首から上がいつもより軽いというと、こんなにも楽なんだ、と目から鱗。

次いで感じたことは、視界の広さ。
劇的に広い!ような気がする!と思ったら、
普段使ってるもの(くどいようだがarai profile)はシールド上部にエアインテークがあり、
それが存在しない分広く見えるだけでは、と結論づけた。
…それ以外に、スモークやミラーのシールドでない、ってのもあるんでしょうけども。

以下、適当に速度域とその感触。

・~30km/h(信号の多い場所やら混雑してる場所、細い路地裏やら何やら)
驚いたのが、この位の速度であってもベンチレーションの能力を実感できること。
言われてみれば確かに風が通ってるかも知れない、ではなく、
おお確かに風が入り込んでるこりゃ涼しい、という感じ。
そりゃまあ正面に穴が開いていれば入ってくるのは当然なんだけども。
(profileは穴が上部にあり、後付パーツによってエアを取り込む感じなので)

・40~50km/h(都内下道でおおよそ想定される平均速度)
そこそこ涼しい。そこそこ。
この位の速度で街中を流していればそりゃ当然風も来る訳で、
そりゃまあ風が来るだろう、というのは当たり前ではありますが。

・60km/h~6速に入れるか入れないか程度
さして印象無し。もうちょい長時間この速度域を使うのが今後の課題か?

※以下、便宜上ギアと回転数で説明します。

・~6速4,000
いわゆる混み始め渋滞し始め、な速度域。
その他の要員で若干ストレスを感じるものの、メットは快適そのもの。
重さ以外で今までの奴とそこまで違いは感じられず。まあこんなモンでしょ、という感じ?

・6速5,000~
高速で普段使う速度域。制限速度+α、といったところ。
…うん、違う。首に入る力がいつもより弱い。
「気がする」じゃなくて間違いなく違う。
そりゃまあ、想定されてる速度域が違うからなんだろうなあ、とは思うけれど…

この辺りの速度域から風切り音が気になりだす。
流石にベンチレーション全開ともなれば当然だろうとは思うけど。
それじゃベンチを閉めた状態では……は、走ってる最中にベンチを閉められない。
そんな危ない真似をするな、と怒られそうな気もするが、
profileはワンタッチで開閉できてたので、ついうっかりそのつもりでやろうとしてみて結局頓挫。
まあいいや、暑いしそこまで気にならないし、このままでもうちょい回してみましょうか。

同回転数でそのままちょっとしたカーブを曲がったりするも、さして影響無し。
流石に首を左右に振ると、おっとっと、という感じにはなるけれど。
少し動かすだけでも、結構後ろに持っていかれるような気がする。

いつもならシールドの閉め方が悪かったりするとピュイーって音がし出す頃。
がしかし、コイツはスプリング内臓で自動的に締め付けを強化してくれるんだとか。
そのお陰もあってか、シールドから風が入り込んでくる音、というのは聞こえなかった。

・6速6,000
追越車線で走るのもちょいとオーバー気味な速度帯。
うわすっげえ、全然違う。受ける風圧が相当違う。
今までの違いが旧ザクとザク2くらいの差だとすると、
この辺りの違いはザク2とザク3くらいは圧倒的に違います。
上体をわざと起き上がらせたり、思いっきり伏せてみたりしながら、
わーすごーいプールみたーい(…何のCMだったっけ?)、とはしゃいでみる。

・6速7,000~
NSRだとだいたい120km/hくらい出ます。たしか。記憶が確かならば。
…うん、まあ、その、えっと。すごい。
先の6,000rpm前後といい、この辺りの速度域をベースに作られているんだろうなあ、
というのがひしひしと伝わってくるかのようです。
ショックとライトニング、'03と'04のフェラーリ、グラビとグラビ亜種くらいには、違う。


そんなこんなで小一時間ほど走り回ったファーストインプレッションでした。
いやはや、こら凄いわ。とんでもないモンを寄越してくれたモンですわ。
勿論、気になる所だって無い訳ではない。

・余裕があるせいか、前後に若干ふられる。
(これが有名なArai頭とSHOEI頭の違い、というとそうでもないらしいのだが…)
・ベンチレーションの開け閉めがちょっと怖い。
・開けるところがいつもと違う(慣れろとな?ごもっとも)
・チンガードは外付け後付け。逆を言うと外す事も可能(デフォルトで外れてる)。
→口周りが広いせいか、外の音やらエンジン音やらがよりよく聞こえる感じ。
・頬やベルトの部分がやわらか肌触り素材。この時期はちょいと暑く感じる。
(逆に、冬場は暖かく感じるモノなんでしょうかね?個人的にはメッシュ素材の方が好みなので)
・SHOEIのロゴマークが塗装だコレ!(Araiはステッカーだった)

まあ、粗探しレベルではありますが。
今後もっと使ってみて、この感想がどう変わってきますやら。
その他細々とした話はまた次回にでも。
(決してそれで回数稼ごうとかそういう訳じゃないですよ?本当ですよ?嘘じゃないですよ?)

DSCF2452.JPG

そんな訳でよろしく頼むぞXR-1100。


※余談ですが、各種カラーリングについて、モニター5名中4名がこのマットブラックを選択。
ワインレッド!マットブラック!マットブラック!マッ以下略5人揃ってゴレンジャイ!
待て待て、自分らおかしい。
そんな心境でした。

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※9/13追記:キャンペーンサイトへのリンク追加
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例のアレ [XR-1100]

どういうものか事前に調べておくべきでしょう、という事で概要を。
・新世代プレミアムフルフェイス、という事は多分プレミアムでフルなフェイスなんでしょう。
・後頭部の部分にエアロがダイナミクスしている感じ。
・ベンチレーションはロゴの横(前面)と後頭部上側(後面)にそれぞれあるっぽい
・シールドは下げた後に押し込む事で密閉性を確保するらしい。
・更にそのシールドも二重になってて曇り止めの効果があるとかないとか。
・シェルの硬さは…実感できないといいですね。いや本気で。
・インナーは…実物触ってみないと何ともかんとも。
・いざという時のヘルメット取り外し。これは…ありがたい…けどお世話になりたくない…
・希望小売価格44,000円也。現在愛用しているprofileよりも3,000円高い、らしい。

という訳で、ざっと公式HPから機能を抜粋。
流石に最近(H22.7月)に出たばかりなのか、見知らぬ機能が山盛りですね。
…いやまあ確かにshoeiに縁がなかったからというのもあるけれど。
その他、既存の12(?)だとか6(??)だとかよりも良いだの何だのアレだのナニだの。

……過去を振り返って、profileとRR4の違いがわからない自分に、
果たして違いを実感できるのだろうか?
とも思ったが、よくよく考えてみれば、あの頃は免許も二輪も取得したて、という事があった。
あれから3年、profileのみ延々使い続けてきたわけだから、
そりゃ違いも分かるでしょう。多分。きっと。
(サイズの違いはパツイチで分かる位にはなりました。当然と言えば当然ですが)

不満らしい不満がない反面、
そりゃ他と比較してなきゃ出てこなくて当然だ、という事もあるわけで。
サイズがいっこ小さくなった際、
あまりにピッチリし過ぎてベンチレーションの効果がサッパリ分からん、
という程度にしかない不満点がどこまで露出してくるのか、楽しみでもある。
…が、それ以上に不安だらけなんですよ色々。まあ色々と。具体的にはそう色々と。
厳正な審査、って具体的にどういう事をやったんだろう。
102+はまだしも203の方は二輪だけじゃなくて駄文や駄文や駄文ばかりだと思うのだが。
(ツイッターに至っては最早何も言うまい)

ベンチレーションの効果はどうなのか?涼しいのか?
高速走行時の風切り音はどうなのか?現状使用してる品よりも良いのか?
被り心地はどうなのか……こればっかりは人それぞれ、としか言えないだろうなあ。
ま、その辺りを比較することができればいいんでしょうかね?

あと、9-10月頃からスクーター通勤始めてみます。
と言っても会社まで行くのではなく、駅をひとつ飛ばす程度ですが。
流石に駐車場駐輪場のない現状、メリットがないですからなあ。
メットはどうしようか…一応ホルダーはあるとは言え、不安と言えば不安ですし。
有料の駐車場を利用するのが一番かも知れんが、はてさて。

ま、そんな深く考えずに使っていればいいんじゃないんですかね。そう言って下さいよ。


※9/12追記:カテゴリ変更
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