ゼーガペインというアニメを視聴しました記

ゼーガペインというアニメのBDを観ました。
よかったです。

タイトルの名前は知っていた、
先輩っていうキャラクターも知っていた、
という程度の前知識。それだけ。本当にそれだけ。
梅雨と自粛で外出できず家で一人モンモンとしていた時に、
そう言えばブラザーから観ろって押し付けられたやつがあったな、
と視聴開始。PSPで遊びながら。それでいいのか。まあいっか。

話としては、よくある2クールのサンライズ（矢立）ロボアニメ。
世界の危機に16歳が挑む！希望の未来に向けてレディーゴー！
以上オワリ。
尚上記説明はガンダムやエルガイムダンバインその他諸々のロボアニメに転用できます。
…という冗談はさておき。詳しくはぐぐろう。

ああーよくある謎が謎を呼ぶ設定…！だよねーいつもの感じねー、
この辺の伏線っぽいやつも当時よくあるやつだよねーいつのかサッパリ思い出せないけど、
みたいな感じで相当流し視聴してました。PSPで遊んでたし。
その割にロボ戦闘のバンクとかには気づくというかなんというか、
この辺の使いまわしも当時のアニメっぽいよねーいつ放送か全然分からんけど、
みたいに斜に構えた感じで視聴していました。
次第に世界設定の謎が明かされていったりとか、
主人公や先輩の過去が明るみになっていったりとか、
そういう風に話が進んで行くにつれて、これは次回観ねば…！
という具合に引き込んでいくのは上手いなと思いました。
最終話まで観てみて、きちんとハッピーエンドで終わって、
幾つか粗というか気になる伏線（脚本の人何も考えてないと思うよ）とかはあれど、
まあいっか！なんだかしらんがとにかくよし！
的にスッキリ終わったのは大変好感触でした。EDが爽やかなのは個人的に超重要。
この読後感の良さは主人公が好印象だからってのもあると思います。いい男です。

観終わった後に色々調べてみて、
14年も前の作品だったのか…10周年も4年前かあ…
ああそう言えばこんな裏サイト（？）もあったっけ…懐かしいなあ…
等々、懐かしく思ったり驚愕の事実に驚いたりしてみたり。
2クールで綺麗に終わるアニメのため、
成程これはブラザーもお勧めしてくるわけだわ、と納得する次第。
作中の近未来設定も今見ても特に破綻も違和感も感じない程で、
つまりはまだこの時描かれた未来には到達していないって事だよな…とせつなくなったり。
携帯は今思い返すと2006年当時のものっぽいよね！

不満点があるとするなら、
主役ロボが唯一の外見とカラーリングの典型的主役ロボっぽい感じではない点とか、
ビッグスクーターにタンデムするシーンでツーリングに行きたくなったとか、
どう見ても当時のビッグスクーターっぽいのに排気音は50cc2stのスクーターだとか、
その位であとは大体よかったです。言いがかり？ごもっとも。

尚、当該感想は2020年の人間が一気視聴した末のものとなります。
リアルタイムで1週間間を置きながらの場合は違った感想になったかも知れません。
謎が謎を呼ぶ設定…あのキャラが来週どうなってしまうのか…！
のやきもき感が一週間かけて熟成され開放されて、
ってのはリアルタイムで視聴しないと味わえない楽しみですからして。

そんな感じでゼーガペインお勧めです！いかがでしたか！エンタングルお願いします！
個人的に好きな話は11話です。
分かっていてもぐっと来ます。ぽっと出の癖に！悔しい！でも泣いちゃう！
あと、キスしてグッバイってフレーズだけは頭にあったのだけど、
それの初出がゼーガペインのEDってのは全く知りませんでした。
元ネタ（というか元の曲）を知る事ができたのはよかったです。

それはそれとして、他人にお勧めできるBD（orDVD）BOXって我が家にあったっけなあ…
某ものフレンズ！ヘ某ット！某ードス！全部お勧めできる！特にヘ某ト！
興味ある方は連絡下さい。コマン某と一緒にレンタルします。
…と、お勧めしてるのに当該サイトで紹介されていないではないか！これは一大事だ！