SSブログ

初代ゼル伝のおはなし 3/3 [電源系]

IMG_4257.JPG

長く苦しい戦いでした…

改めての話ですが、己の経歴を振り返ってみると、
SFC版やり込んだ、GB版クリア、時オカ3D表クリア、DS版の砂時計?が途中まで、
と近いようで遠いようなそんな縁だったりするのですゼル伝。
幼稚園は一緒だった、けど小学校は別、中学で再会、高校以降微妙に疎遠に、
みたいな。どんな例やねん。(実例がある訳じゃないです。本当です。ほんものです)
悪魔城ドラキュラに続き、そんな微妙な関係の相手のはじめてを体験しました。
よかったです。
…アレな風に見える聞こえるのは、心にやましいものがある証拠です。

閑話休題。FCディスクシステムのデビューと同時に発売された本作、
見下ろし型2D探索ARPGの始祖…って訳じゃないですけれど、
所謂ゼルダ型とも言える形式を世に知らしめた一番有名な作品、
と言ってもいいかと思います。ジャンル説明するのに便利だし。
ただ、実際にはハイドライドとかなんとか、同様のジャンルの先発作品は結構あるんです。
(ゼルダが86年2月、ハイドライドが84年12月、2が翌年、だそうです)

で、改めて初代ゼル伝。
シンプルで分かりやすい操作方法、アクション難易度はちょい高め、
謎解き難易度は…ハイドライド2と同じ位なんじゃねえの?
その代わりLv上げとか金稼ぎとかその辺は割と快適、
という印象でした。

IMG_4254.JPG

ゼルダと言えば謎解き、一応SFC版解いてる訳だし定石は知ってるし、
と思っていても結構引っかかる事が多かったです。
爆弾で突破する隠し通路とか割と総当たりじゃんこんなの…
外見などで判別つかないから本当に総当たりじゃん…
あと敵は全滅させるもの。石は押すもの。全滅させてから押すもの。
手に入れたアイテムは全部屋全地域で使って試すもの。
益々もって総当たりじゃん。それこそ一世代前のADVとかRPGとかじゃん。
…そういう時代だったというか、任天堂のARPGもそういう事があったと安心というか。

とは言え、そこはメジャーハードのメジャータイトル。
謎解きとか隠し部屋とか隠し通路とかボス攻略法とか、
学校の友達と共有したりなんかしたり、という手法で攻略されてったんだと思います。
今で言うところのインターネット。少し前で言うところの攻略wiki。
ブラックオニキスとかロマンシアとかじゃこうは行かない。自分以外誰もやってない。
来たれイアソン!と言っても誰も反応してくれないのだ…寂しい…
ゼルダなら余裕。Lv8の洞窟どこ?って聞けば大体誰かが答えてくれる。はずだ。
…ヒントはあれど割と何もない所にファイヤーて…ハイドライド2じゃんか…

シンプルで分かりやすい操作方法、故に難易度もちょいと高め。
SFC版みたく薙ぎ払う攻撃ではなく、4方向の突きのみ。
斜めからくる敵に対してどうするとか、正面盾持ちへの突破法とか、
相当苦労しながら攻略する必要があるのだ!つらいぞ。
…先の作品を知っているからこその悩みとも言えますが。

とは言え、Lv上げと言ってもハートの数を増やすとかリング入手とか程度、
で金稼ぎ…も伴う隠し部屋発見は上述の通り集合知の強みを活かせば案外楽であり、
さくっと装備やライフを整えて相応に有利な状況でいざ攻略、
というのが割合楽で、金稼ぎ経験値稼ぎに時間を取られる必要は殆ど無し。
アクションに慣れる、謎も解く、そして経験値まで稼ぐ、となると結構大変でしてね…

小さいズながら各面に異なるボスがいるのも良い点です。
それぞれ攻略方法に少し頭を悩ませる必要があり、
その攻略がバシっと決まった時のしてやったり感はひとしおってモンです。
多少の使い回しや再生怪人は仕方のない事。
中ボスなんてそもそもいない、いても一種類、またはサイズが変わっただけ色違いなだけ、
みたいな作品だって結構あったんですよ当時は。

IMG_4258.JPG

改めて自分のクリアまでの初プレイ。
まず死ぬ。ちょー死ぬ。すげー死ぬ。アクション苦手だったんだな…って分かる瞬間。
そして迷う。ちょー迷う。すげー迷う。最初に突入したダンジョンにLv3って書いてある始末。
謎解きは大体直観と経験。こいつには爆弾だろうな…ボンバー!やったぜ!とか。
でも分からん所は分からん。のでストレス貯める前にネット上の攻略を多少見ました。
具体的には迷いの森突破とか、Lv8の場所とか、ハートの器の場所とか。
あとプレイ環境の強みを活かしました。
笛の謎解き(マイク使用は気づかなかったと思う)とか中断セーブとか。
ラスボス相手に対策整わないうちに突入してしまい、死ぬしかないじゃない!
となったのもご愛嬌。

…でも、初代を遊んでみて思うのです。
何かのボタンの掛け違えがあったら、もし万が一があったなら、
ハイラルではなくフェアリーランドがメジャーになっていたのかも知れない、と。
…後発作品の冒険っぷりや次世代ハードでの活躍っぷりを鑑みるに夢物語ではありますが、
そんな夢を見たっていいんじゃないかな、と初代だけを見るとそう思ってしまうのです。

ともあれこれでゼルダ完了。裏ゼルダは…また今度の機会に。それこそ老後の楽しみに。
次はリンク…と言いたいけれど、SFC版の思い出を回顧してたらやりたくなってきました。
nice!(1)  コメント(0)